餃子の皮はこう作る
2008年冬。中国産の餃子に農薬が混入しているということで、冷凍ものの餃子がお店の店頭から消えてしまいました。日本産の餃子は品薄な上、あったとしても値段が高い。それでもギョーザが食べたいひとは、多いもの。みんなが家庭でギョーザを作り出したらしく、餃子の皮も店頭から消えてしましました。
餃子を嫌いな人はあまりいません。みんな大好きです。どこの家庭にもオリジナルのレシピがあるように、ギョーザも、なかに入れる具の野菜の配合もキャベツだったり白菜だったり、家々のレシピがあるようです。でも餃子の皮ってどうでしょうか?
餃子をたくさん作って食べる家でも、「皮から作る」ことはないのではないでしょうか。水餃子にしても、焼き餃子にしても、皮は市販品を使用しているのが普通です。
そういうことで、餃子の皮作りに挑戦してみましょう。
小麦粉と強力粉を同量用意します。 例えば小麦粉200グラムなら強力粉も200グラムを用意しましょう。この量なら塩を小さじ2杯、お好みで砂糖を同量の小さじ2杯くらいです。これらをよく混ぜ、できればふるいにかけておき、熱湯を少しづつ入れながら耳たぶくらいの柔らかさになるまでよく混ぜ込みます。混ぜたら濡れたふきんを硬く絞った布巾でくるみ30分ほど寝かせます。
寝かしたら30センチぐらいの棒状にして切り分け円状にうすく伸ばします。最初はいびつでも良いではないですか、まずはチャレンジ、多少の厚さもなれてくると均一になります。大きな皮や楕円形の皮、お子さんと一緒に作って楽しい料理の時間をすごすというのはどうでしょうか。出来れば皮を作りつつ、餃子のタネを仕込むのが理想ですが、先に皮を作っておいて、後でタネを包んでも良いでしょう。貴方の家庭の味手作り餃子を皮から全部作ってみませんか。美味しい餃子の皮をつくるこつは混ぜると食用油を少し混ぜ込みます。そうすると食べるときのツルンとした食感がでて凄く美味しいですよ。
手づくりギョーザレシピ
4000年の歴史ある国「中国」そこから伝わった、おいしい食べものが「ギョーザ」です。
手軽さとヘルシーさが受け、すでに、日本のおかずに欠かせないメニューとなっています。家庭でも食されていた「輸入ギョーザ」ですが、残念なことに、農薬が混入が見つかって以来、輸入がストップしています。
「買って食べるのは危険だけれど、ギョーザは食べたい」ですね。
そこで、自分で作る手づくりのギョーザが、注目されています。ここでは、代表的な手づくりギョーザレシピを上げておきます。
せっかくギョーザを作るのだから、皮つくりにも挑戦してはいかが。
上の情報とは量が違っているので、見比べてください。
ギョーザの皮の作りかた(20個分)
・材料
強力粉 1と1/2カップ
ごま油 小さじ1杯
熱 湯 約110cc
打ち粉(強力粉) 適宜
・作りかた
1 ボールに強力粉とごま油を入れて、熱湯を加えながら箸で混ぜる
2 塊になってきたら、手でよくこねる(耳たぶ程度の硬さに)
3 濡れ布巾をかけて、生地を休ませる(30分程度)
4 生地を棒状にのばし、20等分に切り分ける
5 打ち粉をしながら、麺棒で円形に伸ばして完成!
皮ができたら、具を作ります。
ギョーザの具の作りかた(20個分)
・具材 ギョーザの皮
豚ひき肉 300g
白 菜 1/8株(150g)
ニ ラ 1 束
ネ ギ 1/2本
ニンニク 1片
・調味料 しょうゆ
大さじ 1/2
し お 少々
こしょう 少々
ごま油 小さじ2
味の素 少々
・その他
片栗粉 大さじ2
ごま油 適量
湯または水 適量
下準備をします。まずは白菜。ゆでてみじん切りにしてから、余分な水気をきつく絞りとる。ニラは細かく刻む、ネギはみじん切り、ニンニクはすりおろしておく。
・具の作りかた
1 豚ひき肉に、下準備をした材料と調味料を加えて混ぜる。
2 片栗粉を加え、粘りが出るまでさらによく混ぜる。
具ができたら、皮と合わせて、いざギョーザへ。
1 ギョーザの皮に、できた具をいれて包む。
2 ごま油を、熱したフライパンで焼く。
3 焼き色がついたら、ギョーザの高さの約1/2まで湯を加える。
4 蓋をして、水分がなくなるまで蒸し焼きにする。
これで、焼きギョーザの完成です。具を皮で包んでしまえば、その後の調理法が自由なのもギョーザの魅力。スープに入れて「水ギョーザ」にするのも美味しい食べ方です。青梗菜(チンゲン菜)とネギを入れてみてはどうでしょう。体に力がみなぎりますよ。
水ギョーザ(約4人前)
・具材
チンゲン菜 2株
白髪ねぎ 1/3本
・調味料
丸鶏がらスープ 小さじ2と1/2
薄口しょうゆ 小さじ1
Cook Do香味 小さじ1/2
・その他
水 カップ5
黒こしょう 少々
下準備として、チンゲン菜を3センチに切っておくこと。
水ギョーザの調理法
1 鍋に調味料を入れ煮立たせ、ギョ−ザを加える
2 火が通ったら、チンゲン菜を加える
3 黒こしょうで味をととのえる。
器に盛って、白髪ネギをのせればでき上がりです。
ところで、自分で作ったギョーザって、皮の継ぎ目に自信がもてないものです。煮崩れる心配が、つきまとうんですよね。そんなときは、練習だと思って、一度の分量を減らしてください。なんども作れば、手づくりギョーザも上手にできるようになります。